ピアノコンシェルジュ ご紹介! グランドピアノのサイズの違い??
グランドピアノを選ぶ際、小型からフルコンまでいろいろなサイズが合ってどのサイズが自分に合っているのかわからなくなってしまいますよね💦
本日はそんなグランドピアノのサイズによる違いを解説するので是非参考にしてみてくださいね♪
サイズ
グランドピアノのサイズは高さ・幅・奥行があります。
高さ・幅はどのグランドピアノも同じくらいの大きさになり、
高さ 100㎝ほど(屋根を閉めた状態)
幅 150㎝ほど
となります。
グランドピアノのサイズの違いは奥行によって分かれ、小型~7型、セミコンサートピアノ、フルコンサートピアノと分類されます。
小型 奥行150㎝ほど
1型 奥行160㎝ほど
2型 奥行175㎝ほど
3型 奥行185㎝ほど
5型 奥行200㎝ほど
6型 奥行210㎝ほど
7型・セミコンサートピアノ 奥行225㎝ほど
フルコンサートピアノ 奥行275㎝ほど
メーカーによっても多少のサイズの違いはありますが、おおよそこれくらいの大きさをイメージしていただくのがいいかと思います♪
グランドピアノの大きさを決めるのは奥行の長さだということがわかりましたね!
では奥行きが違うことによってどのような違いが出てくるのでしょうか?
奥行による違い
奥行きによる違いは以下のようなものがあります。
・響板面積
・弦の長さ
・鍵盤木部の長さ
・側板の厚み
・巻線弦の数
・設置に適した部屋のサイズ
それぞれの違いを追っていきましょう!!
響板面積
まずは奥行が大きくなるほど音を響かせる部分・響板の面積が大きくなります。
響く部分が大きくなるため、より豊かな響きが感じられるようになり、さらに安定した低音と華やかな高音がバランスよく感じられるので、演奏自体により深みが増しますね♪
弦の長さ
弦の長さも奥行の大きいピアノになるほど長くなっていきます!
弦が長ければ長いほど、音に深みを出すことができるため、よりグランドピアノならではの音色を楽しむことができます。
鍵盤木部の長さ
さらに鍵盤木部の長さも長くなっているんです!
普段見えている部分の長さは変わりませんが、鍵盤蓋の奥にも鍵盤木部は繋がっており、この長さが長くなることでより細かい力がアクションに伝わるため、より繊細な表現をすることができるようになるんです♪
側板の厚み
グランドピアノの曲線が美しい外側の板、『側板(がわいた)』も実は奥行の大きいピアノになると厚みが増しているんです!
この側板に厚みがあるとより強度を保つことができ、音の振動がグランドピアノ全体に伝わるため低音域から高音域まで、バランスのいい響きを実現してくれます。
巻線弦の数
低音弦に巻かれている巻線ですが、これも弦の長さに比例して数が増えていきます。
弦の長さにも通じますが、より音が鳴り、深みのある音色を響かせてくれます。
設置に適した部屋のサイズ
奥行の違いによってこのような違いが表れてくるんですね!😲
設置できる・できないもありますが、それぞれの奥行きに適したお部屋のサイズもあります♪
小さいお部屋に大きすぎるピアノを設置すると音が響きすぎしまい、うるさく感じてしまい、大きい部屋に小さすぎるピアノを設置すると響きが物足りなく感じてしまうため、以下のサイズを参考にしてみてください♪
小型・1型 3畳~4畳ほど
2型 4畳ほど
3型 4畳~6畳から
5型 6畳から
6型 7畳から
7型・セミコンサートピアノ 小ホールやサロンの設置
フルコンサートピアノ 大ホールの設置
(お部屋にピアノのみを置くと仮定した場合)
その他お部屋に置いてあるものやカーテンなどによっても響きの感じ方は多少変わってきます。
まとめ
いかがでしたか?😊
奥行の違いによってこんなにも違いが出てくるんですね!
グランドギャラリーには様々な奥行・ブランドのピアノが展示されています。
皆様にピッタリのピアノをご紹介しますので、いつでも相談くださいね♪
まずは下のボタンから商品を見てみてはいかがでしょうか?