高級感漂うチレーサ社製響板使用 限定モデル。 KAWAI(カワイ)/GX1LE ピアノレビュー
現在アップライトピアノをお持ちの方も、電子ピアノをお持ちの方も、さらにグランドピアノをお持ちの方でさえも、グランドピアノはやはり憧れというイメージが強いのではないでしょうか?
高級感あふれる外観に、他とは一線を画す圧倒的な響き...
せっかく憧れのグランドピアノを購入するならやはり妥協はしたくないですよね。
そんな皆様の憧れを具現化した【KAWAI】【GX1LE】を本日はご紹介させてください!
まずはスペックから
高さ:102cm
幅:150cm
奥行:166cm
重量:314kg
製造国:日本
こちらのGX1LEのLEは『リミテッドエディション』。KAWAI直営店50台限定で2021年に発売された限定モデルになります。
ベースにはKAWAI最高級ブランド『Sigeru Kawai』に採用される技術を惜しみなく注ぎ込んだ渾身の『GXシリーズ』が採用されています。
さらにこのGX1LEにはすべての素材にKAWAIのこだわりがたっぷりと詰められているんです!
まずこのモデルを語るうえでは欠かせない響板ですが、こちらには、チレーサ社製の響板を使用しております。
このチレーサ社製の響板の魅力をご紹介しますね!
同じく木材によってつくられているバイオリン、こちらも木材の質によって音色が大きく変わる楽器ですが、このバイオリンの世界最高峰と呼ばれる「ストラディバリウス」に使用されているものと同じ素材を使用しているんです!
こちらは17世紀後半から18世紀前半に活躍したイタリアの弦楽器職人、アントニオ・ストラディバリが、響きの増幅に優れているという理由で使用したことでも知られる木材で、素材にはイタリアのフィーメ渓谷産のスプルース材が選ばれています。
17世紀に誕生して今もなお、最高峰と呼ばれるだけの素材を、このピアノにも惜しみなく使用されているんですね。
実際の音色もポロンポロンと粒立ちのいい音色で、響きの圧倒感はありながらも、耳に溶け込むような非常に心地の良い音色だと感じました。
さらにハンマーはロイヤルジョージハンマーが使用されています。
こちらもイギリスの100年以上歴史ある製法を引き継ぎ現在もつくられているハンマーで、上級グレードのピアノによく使用されるハンマーです。
響板もイタリア・ヨーロッパ製のため、合わせてヨーロッパ素材を使用することによってより音色に統一感が感じられますね!
さらに鍵盤には、滑りにくくしっとりとした弾き心地を追求したファインアイボリー(人口象牙)とファインエボニー(黒檀調黒鍵)を使用。
アクションにも現行モデルに搭載されている耐久性・均衡性に優れた、ウルトラ・レスポンシブ・アクションⅡを採用しています。
もう書ききれないほどKAWAIの技術を最大限につぎ込んだモデルが、このGX1LEなんです!!
深みを感じる黄金色のフレームに浮かび上がるKAWAIのロゴ、ペダルボックスに佇む真鍮製のガードプレート、さらに随所に『Ciresa LIMITED ITALY』の刻印が刻まれており、見た目からも高級感あふれる贅沢な外観で、流れてくる音色とともについうっとりとしてしまいます。
素材、音色、見た目、すべてに優雅で高尚な雰囲気を感じられ、これこそが皆様の憧れたグランドピアノではないでしょうか!?
奥行も166cmとコンパクトサイズのため、2台目に検討される方も、グランドピアノに買い替えを検討される方にもどちらにも満足いただける逸品です。
あなたも思い焦がれていた憧れのグランドピアノを是非手に入れてみませんか?