クラシック音楽を深堀! 古典派
クラシック音楽を調べていくと各音楽家に~派 と書かれていますよね♪
この~派、よくわからないな🤔というかたもいらっしゃるかと思います。
今回は【古典派】についてのご紹介です♪
これを見ればもっと音楽が楽しくなること間違いなし!
古典派とは?
まずはこの古典派、どういったものなのでしょう?
1750~1820年頃の音楽が『古典派』と呼ばれます。
この時期は産業革命が起こっていた時期でもあり、かの有名なフランス革命、イギリスの産業革命もこの古典派を築いた一つの要素となります。
最大の特徴は、それまで音楽というのは貴族、王族のものという認識だったものが、庶民がもっと身近に感じられるものになり、音楽が娯楽や芸術のものと変化していきます。
これまでは作曲家というのは宮廷につかえる職人という認識で、作曲を生業として宮廷以外で生活をしていくという考えすらもなかったものでございます。
それが革命により、宮廷につかえるお抱えの作曲家でなくとも、作曲を楽しむようになり、音楽に芸術という側面も現れた時代でした。
古典派の時代になると、和音+メロディの音楽がメインとなった時代で、いわゆるコード進行が出来上がります。
古典派は形式を重視した音楽で、「ソナタ形式」「ロンド形式」など、形式にのっとった曲の流れで作曲が行われていました。
そしてこの古典派の時代で現代のピアノ、「フォルテピアノ」が登場し、声楽中心の音楽様式から器楽中心の音楽様式へ時代が変化していきました。
古典派の有名な作曲家たち
そんな古典派の音楽の時代を生きた作曲家たちはどんな人たちがいたのでしょう?
・ハイドン
『交響曲の父』ともよばれる、古典派音楽における重要人物です。
宮廷楽団の楽長としてもともと務めており、106曲にも及ぶ交響曲を作曲しました。
モーツァルトやベートーヴェンの師匠のような立ち位置であり、、古典派が出来上がった時代を駆け抜けた作曲家です。
古典派音楽の中では、まだ宮廷時代の貴族音楽が多少残っていますが、古典派音楽に間違いなく大きな影響を与えた人といえるでしょう。
天地創造
ネルソン・ミサ
ロンドン交響曲集 第1巻
・モーツァルト
誰もが知るほど著名なフランス パリで活躍したドイツ系作曲家です。
フランス革命の王妃、マリーアントワネットに幼少期プロポーズしたことでも有名ですね♪
幼少期より父と演奏旅行に度々出かけており、その類まれな才能から「神童」として扱われていました。
彼もまた宮廷作曲家としての色合いが強く、25歳で宮廷作曲家を辞めると貧困から35歳で亡くなります。
魔笛
レクイエム ニ短調
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調
・ベートーヴェン
こちらも最も有名な作曲家といっても過言ではない作曲家の一人です。
ベートーヴェンの生きた時代は古典派とその後に続くロマン派の入れ替わりの時代でした。
最初は貴族向けの曲を書いていましたが、少しずつ芸術としての曲を作るようになり、古典派を完成させてロマン派を作り出したともいわれています。
運命
皇帝
交響曲 第9番 ニ短調
ベートーヴェンにゆかりがあるドイツのピアノメーカー『SAUTER(ザウター)』や世界三大ブランドの一つ、ドイツピアノメーカーの『BOSENDORFER(ベーゼンドルファー)』ピアノはこちらからご覧いただけます♪