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スタッフレビュー

ピアノの情報ブログの使命は、あらゆるピアノの情報を共有し、皆様の素晴らしいピアノライフを応援することです。

世界三大ピアノ弾き比べフェア


より本格的なピアノをお求めの方にオススメな輸入ピアノについてピックアップしました!

ピアノの発祥

ピアノの発祥はどちらかご存じでしょうか?
そう!1709年にバルトロメオ・クリストフォリがイギリスで発明したのが最初といわれていますね♪

その後もピアノは宮廷のものだけでなく市民にまでヨーロッパで広がり、今ではピアノの王者といわれる『スタインウェイ』はアメリカで1853年に創業しました。
『世界三大ブランド』といわれる世界でもっとも有名なピアノメーカーたちはこぞってヨーロッパに集中していますね♪

実はピアノが発明されてから日本にピアノが誕生したのは100年後、1897年にYAMAHAの創業者、山葉寅楠が初めてピアノを完成させます。
日本はピアノの文化こそ遅れましたが、その技術力を生かし、世界シェアにおいてはYAMAHAが1位を獲得しています♪

ピアノの本場・ヨーロッパで作られているピアノは日本のピアノとはまた違った魅力があるので、是非一度お試しください🎹

ではお次に主流な輸入ピアノメーカーについて簡単にご紹介します!

スタインウェイ (STEINWAY&SONS)

1853年にアメリカで創業し、今では『ピアノの王者』といわれるほど世界で愛されているブランド。
粒立ちがよく、明るく伸び行くような響きが魅力的なピアノです。
セカンドブランドとして河合楽器で製造している『ボストン』、有名家具デザイナーを外装デザインとして起用し、韓国・中国で生産行っている『エセックス』があります。

ベヒシュタイン(C.BECHSTEIN)

1853年にドイツで創業した、世界三大ブランドの一つのピアノメーカーです。
透き通ったような洗練された美しい音色が特徴で、響板こそが音の響く部分だといったピアノづくりにおけるこだわりが、設計にも垣間見えます。
演奏者に合わせて選べるように『アカデミーシリーズ』『コンサートシリーズ』とシリーズを分けており、さらにチェコで生産を行うことによって価格を抑えたセカンドブランド・『ホフマン』の中でも、『プロフェッショナル』『トラディショナル』『ビジョン』とシリーズ分けを行うことで、幅広い層をターゲットにしています。

ベーゼンドルファー(BOSENDORFER)

1828年にオーストリア・ウィーンで創業し、こちらも世界三大ブランドの一つのピアノメーカーです。
第二次世界大戦後にアメリカに経営がうつったりなどしましたが、2007年にヤマハの子会社となりました。
重厚感・深みを感じる音色が特徴的で、強い音に対する要求が高まった、ピアノが大ホール向きに作られていった時代も『至福のピアニッシモ』にこだわりを見せたメーカーでもあります。

プレイエル(PLEYEL)

1815年にフランスで創業し、『ショパンの愛したピアノ』としても有名なピアノメーカーです。
ショパンがパリで最初に演奏会を行った『サル・プレイエル』の経営も行っており、またショパンもプレイエルに向けた曲を作曲し、作曲をするならプレイエルが必要だという言葉も残しています。
響きよりも音色にこだわっているブランドで、波紋のように広がる可憐で美しい音色が特徴的です。
現在は生産は行っておらず、修理のみを行っています。

シンメル(SCHIMMEL)

1885年にドイツで創業したドイツ屈指のピアノメーカーです。
アップライトピアノの小型化に貢献したメーカーでもあり、120年以上の歴史・技術を持ちながらも比較的お手頃価格で品質のいいピアノを作りだしています。
明るくはっきりと響いてくるような音色が特徴的で、近代的なデザインのピアノも多く、見た目にこだわっている方にもお勧めできるブランドです。

ザウター(SAUTER)

1819年にドイツで創業し、現存するピアノメーカーの中で最も古いピアノメーカーとしても有名です。
また創業者のヨハン・グリムがウィーンでベートーヴェンにピアノを提供していたシュトライヒャーの工房で修行してから創業しており、ベートーヴェンとも馴染みのあることでも有名です。
音色は重厚感があるずっしりとした音色で、特に低音の深みが特徴的です。

グロトリアン・シュタインヴェーク(GROTRIAN STEINWEG)

1835年にドイツで創業し、創業当時からその品質の高さで、多くのヨーロッパ王朝から宮廷御用達と定められました。
音の伸びが非常によいことが特徴で、低音の深みと明るく透き通って伸びるような高音のバランスに定評があります。
特にアップライトピアノは国内の調律師からも評価がとても高いですが、国内流通が少なく、入荷も非常に珍しいピアノでもあります。

シュタイングレーバー(Steingraeber & Söhne)

1852年にドイツ・バイロイトにて創業し、色々なメーカーを渡り歩いたフランツ・リストが最後に選んだピアノメーカーとしても有名です。
昔からの製法・手作りにこだわったピアノメーカーで、国際的な賞も多数受賞しています。
暖かく温もりがあり、ドイツらしい太さのある音色が特徴的で、実際のサイズよりも感じるパワーが特徴的です。

気になったピアノメーカーはありましたか??
まだまだ世界にはたくさんのピアノメーカーがあります!
是非あなたもお気に入りを見つけてみてくださいね♪



✎__2024年 11月___

【 輸入ピアノ.com 】へグランドギャラリースタッフが訪問いたしました!

「輸入ピアノ.com」は、海外ピアノを専門に扱うショールームで
特にヨーロッパの名門ブランドのピアノを豊富に取り揃えています。🎹✨

豊富なラインナップ

世界3大ブランドと呼ばれる 〈 STEINWAY&SONS 〉 〈 BECHSTEIN 〉 〈 BOSENDORFER 〉はもちろん、
〈 PETROF 〉や〈 Broadwood 〉など、その他も様々なメーカーのピアノが展示されております。


〈 展示の一部をご紹介♪ 〉

C.BECHSTEIN Model 9

Bechstein B200

◤ Steingraeber & Söhne ◢ の展示  ☆正規代理店☆ 

シュタイングレーバーは、およそ200年もの長い間 伝統的な技法を守り続けています。

そしてピアノ奏者の中で知らない人はいない「 フランツ・リスト 」、
彼が晩年の亡くなるまでの間 愛用したピアノこそが 『 シュタイングレーバー 』なのです。

そんな『 シュタイングレーバー 』
日本ではとても希少なピアノですが、今なら【 輸入ピアノ.com 】で実際に演奏をすることができます✨


(弊社スタッフも実際に試弾させていただきました)

ご興味をお持ちの方は【 輸入ピアノ.com 】へお問い合わせくださいね☺

フロイデ音楽院新宿校

こちらでは、ピアノのレッスンも開講されております。
お子様から年配の方まで、幅広く音楽をお楽しみいただいておりました。

コースも様々ですので、
ピアノ教室や先生をお探しの方、ぜひ【 輸入ピアノ.com 】のHPよりご確認くださいませ🎹♪

アクセス

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-10-3 太田紙興ビル1F
TEL: 03-6384-2473


★グランドギャラリーでも輸入ピアノの演奏を楽しむことができます♪
展示ラインナップはこちらから↓↓



グランドギャラリー東京へようこそ!

ピアノ専門店・グランドギャラリーは愛知県岡崎市の本社と、東京都茅場町の東京ショールームと2店舗ございます♪
本日は東京ショールームについてご紹介いたします!

東京ショールームにはどんなピアノがあるの?

関東圏にお住まいの方はアクセスしやすい東京ショールーム、一体どんなピアノが展示されているのでしょうか?

実はこのショールームは【 世界三大ブランド専門店 】なんです!

スタインウェイ・ベヒシュタイン・ベーゼンドルファーを専門としてこのショールームに展示しているため、世界三大ブランドに特化したピアノコンシェルジュが、あなたにピッタリなピアノをご案内いたします🎹

ヤマハ・カワイといった国産ブランド、プレイエルやペトロフといったその他輸入系ブランドはこちらには展示していないので、ご希望の方は” 愛知県岡崎市 ”本社のショールームへお越しくださいね♪
(関東圏の方でご来店が難しい方もまずはオンラインでピアノをご覧いただけます♪)

アップライトピアノ10台前後、グランドピアノ20台前後がショールームにズラーっと並んでいる様はまさに”圧巻”の一言ですね…!

黒塗装のピアノはもちろん、木目調のピアノやビンテージピアノなど、幅広く展示されているので、見た目も音色も!違いを楽しんでいただけますよ!

ご試弾について

『試弾できるのかな?』『いきなりいっても大丈夫なのかな?』
と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん!! 【 大歓迎 】です!!
当日来店ももちろん大歓迎ですが、ご予約いただいた方がゆっくりお楽しみいただけますので、ご予約オススメです♪
ご予約はホームページの『ご相談・ご来店』ページからも、電話・LINEでのご予約相談も承っておりますので、まずは一度ピアノを見てみませんか?
グランドギャラリー東京の予約ページは一番下のボタンからご覧いただけます♪

アクセス

そんな【グランドギャラリー東京】へのアクセスはこちらから🚗🏃

グランドギャラリー東京 電話番号:03-6206-2212



クラシック音楽を調べていくと各音楽家に~派 と書かれていますよね♪
この~派、よくわからないな🤔というかたもいらっしゃるかと思います。

今回は【古典派】についてのご紹介です♪
これを見ればもっと音楽が楽しくなること間違いなし!

古典派とは?

まずはこの古典派、どういったものなのでしょう?

1750~1820年頃の音楽が『古典派』と呼ばれます。
この時期は産業革命が起こっていた時期でもあり、かの有名なフランス革命、イギリスの産業革命もこの古典派を築いた一つの要素となります。

最大の特徴は、それまで音楽というのは貴族、王族のものという認識だったものが、庶民がもっと身近に感じられるものになり、音楽が娯楽や芸術のものと変化していきます。
これまでは作曲家というのは宮廷につかえる職人という認識で、作曲を生業として宮廷以外で生活をしていくという考えすらもなかったものでございます。
それが革命により、宮廷につかえるお抱えの作曲家でなくとも、作曲を楽しむようになり、音楽に芸術という側面も現れた時代でした。

古典派の時代になると、和音+メロディの音楽がメインとなった時代で、いわゆるコード進行が出来上がります。
古典派は形式を重視した音楽で、「ソナタ形式」「ロンド形式」など、形式にのっとった曲の流れで作曲が行われていました。

そしてこの古典派の時代で現代のピアノ、「フォルテピアノ」が登場し、声楽中心の音楽様式から器楽中心の音楽様式へ時代が変化していきました。

古典派の有名な作曲家たち

そんな古典派の音楽の時代を生きた作曲家たちはどんな人たちがいたのでしょう?

・ハイドン

『交響曲の父』ともよばれる、古典派音楽における重要人物です。
宮廷楽団の楽長としてもともと務めており、106曲にも及ぶ交響曲を作曲しました。
モーツァルトやベートーヴェンの師匠のような立ち位置であり、、古典派が出来上がった時代を駆け抜けた作曲家です。
古典派音楽の中では、まだ宮廷時代の貴族音楽が多少残っていますが、古典派音楽に間違いなく大きな影響を与えた人といえるでしょう。

天地創造
ネルソン・ミサ
ロンドン交響曲集 第1巻

・モーツァルト
誰もが知るほど著名なフランス パリで活躍したドイツ系作曲家です。
フランス革命の王妃、マリーアントワネットに幼少期プロポーズしたことでも有名ですね♪
幼少期より父と演奏旅行に度々出かけており、その類まれな才能から「神童」として扱われていました。
彼もまた宮廷作曲家としての色合いが強く、25歳で宮廷作曲家を辞めると貧困から35歳で亡くなります。

魔笛
レクイエム ニ短調
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調

・ベートーヴェン
こちらも最も有名な作曲家といっても過言ではない作曲家の一人です。
ベートーヴェンの生きた時代は古典派とその後に続くロマン派の入れ替わりの時代でした。
最初は貴族向けの曲を書いていましたが、少しずつ芸術としての曲を作るようになり、古典派を完成させてロマン派を作り出したともいわれています。

運命
皇帝
交響曲 第9番 ニ短調

ベートーヴェンにゆかりがあるドイツのピアノメーカー『SAUTER(ザウター)』や世界三大ブランドの一つ、ドイツピアノメーカーの『BOSENDORFER(ベーゼンドルファー)』ピアノはこちらからご覧いただけます♪



シンプルかつおしゃれな白ピアノ!
ブランドは安心のヤマハから【U3H ホワイト】のご紹介です✨🐏

スペック

高さ 131cm
154cm
奥行 65cm
重量 248Kg
製造国 日本

外観

こちらのピアノ、実はもともとは黒いピアノだったんです!
黒いピアノを白く再塗装したものになりますね♪

外装はTHE・シンプルを極めたもの。
コテコテの装飾がついているものよりも落ち着いた風合いを求めている方にはピッタリですね!
黒と比べると圧迫感もかなり軽減され、優しい色味が可愛らしい逸品となっています♪

仕様

そしてこちらはハンマーに『セミアンダーフェルト』が採用されています。
これはハンマーに白いトップフェルトといわれるものだけでなく、中低音に青いアンダーフェルトと呼ばれる硬さの違うフェルトを仕込むことで、優しく弾いたときのピアニッシモと、力強く演奏した時のフォルテの表現力が高まります。

ピアノの背の高さも131㎝あるため、響きもしっかりと感じられます♪

そしてこのU3Hが製造されていた時代はヤマハも多くピアノを生産していた時代になりますので、世間的にもピアノといえばヤマハというイメージがついた時代のピアノです♪

グランドギャラリーには職人たちが整備を行う【工房】が充実していますので、中古ピアノもしっかり整備をしてショールームへ並ばれます✨

シンプルな佇まいが美しいYAMAHA(ヤマハ)U3H,お手頃にピアノをゲットしたい初心者から中級者の方にもピッタリの一台です♪

展示ショールームは愛知県岡崎市の本社です!
是非一度足を運んでみてください🏃💭



ヤマハ最高傑作、S3Xの極上の音色はいかがでしょうか?

スペック

高さ 101cm
149cm
奥行 186cm
重量 330Kg
製造国 日本

音色

本日ご紹介させていただくこのYAMAHA【S3X】
ヤマハの現行モデルで、家庭用サイズのグランドピアノのフラッグシップモデルです。

フルコンサートピアノCFXは人に聞かせる音色を、家庭用のCXシリーズは演奏者が楽しめる音色を、と音作りをしていますが、このSXシリーズは高級モデルということもあり、ハイレベルな演奏者が楽しめることはもちろん、人にも聞かせて心地の良い音色を目指して制作されました。
また、このピアノはこういう音、というものではなく、演奏によって音色の感じ方の変わる音色を目指しており、実際に演奏してみるとヤマハらしい明るい音色かつ厚みのある温かみも感じられ、ピアノ全体から溢れ出す響きが柔らかく全体を包み込んでくれるかのようでした。

仕組み

フラッグシップモデル・SXシリーズは使用する部品にも高いこだわりが見られます。

まずは音の感触を大きく左右するハンマーですが、SXシリーズ専用ハンマーが使用されています。
ハンマーはSXシリーズの全体像を作成し、本体の特製に合わせたものを開発したそうです。
従来のものと比べて白いトップフェルトの部分の材料を大きく変えました。
材料として使用される羊毛ですが、圧縮してフェルトの形に成型する際、全体がうまく絡み合うように長毛短毛を全体的に混ぜ、さらに違う種類の羊毛も混ぜて制作しました。
ハンマーだけでも100本以上の試作品を製作し、より音色の広がりやピアニッシモ・フォルテの表現が大きいものがこのハンマーだったようです。

さらに曲線支柱は30%、まっすぐの支柱は20%板の厚みを増やしました。
これにより接着面がより少なくなり、支柱へも伝わる音の伝導がスムーズになり、ピアノ全体で鳴り響くようになりました。

そして響板はフルコンサートピアノ・CFXと同等のものを仕様。
演奏者が楽しめる音色だけでなく、人に聞かせる音色にもなれるポテンシャルを響板で再現しています。
響板設計もCFXと同等のため、響きには圧倒されます。

外観

そして外観面でも音色の温かみを表現するよう、外観にも曲線が多く取り入れられています。
脚柱や腕木、側板などの細部にもなめらかな曲線が描かれており、演奏者や観客も演奏に溶け込まれていくような感覚を感じます。

なかなか入荷もないヤマハ最高傑作SXシリーズの3型、【S3X】

是非あなたもこの音色に圧倒されてみてはいかがでしょうか?



明るくも柔らかみも感じる音色、インテリアになじむ艶無しの木目塗装、豊かに広がっていく響き
あなたの生活を間違いなく彩ってくれるピアノ・YAMAHA(ヤマハ)【UX300Wn】をご紹介します。

スペック

高さ 131cm
153cm
奥行 65cm
重量 250Kg
製造国 日本

外観

高さは131㎝とアップライトピアノの中では最も高い部類に入りますが、家具調の木目がインテリアになじむため、ピアノとしても圧迫感はかなり抑えた形で設置できますね♪

和風なインテリアやや木目調のナチュラル、北欧スタイルにもピッタリ合う外観だと感じます。

仕様

まずパッと目に入るのがこの『大型譜面台』ですよね♪
高い位置に譜面台が来るので、本番と同じ高い目線を保った姿勢で練習ができますし、長い楽譜もそのまま置くことができます!
またこの大型譜面台を引き出した際、譜面台と上前板との間の隙間から音や響きが漏れ出てくるので、響きを最大限に感じながら没頭して演奏できるところが魅力的です。

お次に『中低音アグラフ』という仕様です!
内装の仕組みになりまして、通常、弦を抑える仕組みはフレッシャーバーという一本の金属棒で抑えられるのですが、このアグラフという仕組みですと、弦一本一本に仕切りをつくるような形で抑えており、音色の安定性はもちろん、一音一音がはっきりとしたクリアな音質に近づいていきます♪

そして最後は今でも根強い人気を誇る『交叉状 X 支柱』です!
X支柱の中でもヤマハの全技術を費やした最終形態の交叉状で、通常縦に3本に並んでいる支柱がX状に支柱が張られ、さらに縦横十字にも支柱が張られた、より安定性に優れた仕組みが採用されています♪

このX支柱は、木のねじれに強い形状をしており、耐久性が高いことはもちろん、力強い明瞭な音色が特徴的な仕組みとなります。
さらにこのX支柱が採用されていた時代は使用されていた木材の質が良かったともいわれていますので、それも人気の所以ですね♪

どの仕組みも、上級グレードのピアノにしか採用されていないものばかりです。

インテリアとしても、ピアノとしても、最高級の【UX300Wn】、是非豊かな音色に心癒されてみてはいかがでしょうか?



世界三大ブランドのひとつであり、ピアノの王者とも評される世界最高峰ピアノブランド、STEINWAY&SONS(スタインウェイ&サンズ)
そんなスタインウェイの創立から現代への軌跡をたどっていきましょう。

スタインウェイの創立

物語はドイツで家具職人として働いていたハインリヒ・エンゲルハルト・シュタインヴェークが、初めてのピアノ制作を行ったところから始まります。

当時一家が暮らしていた地の政情は不安定であり、アメリカを旅していた次男の勧めで1850年、8人の息子と奥様とで共にドイツからアメリカ合衆国へ移住し、『シュタインヴェーク』の名でピアノ会社を設立しました。

この『ハインリヒ・エンゲルハルト・シュタインヴェーク』こそが、のちにアメリカ風表記で『ヘンリー・スタインウェイ』となります。

さて、このハインリヒ・エンゲルハルト・シュタインヴェーク、実は息子は9人おりました。
しかしアメリカへ共に移住したのは8人の息子。

その残りの1人の息子こそ、ハインリヒ・エンゲルハルト・シュタインヴェークの長男・C・F・テオドール・シュタインヴェークであります。
彼は生まれ故郷のドイツへ残り、ピアノとしての新しい設計の研究に励みました。
さらに当時ドイツでピアノを販売していたフリードリヒ・グロトリアンと組んで『シュタインヴェークブランド』としてのピアノの製造を続けます。
この長男・C・F・テオドール・シュタインヴェークこそ、いまや数々のピアノ設計で特許を取得しているスタインウェイの技術的基礎を確信させたのでございます。

さてアメリカへ居住を移した一家ですが、ここで姓をアメリカ風に『スタインウェイ』へと移します。
当時ニューヨーク州はそれは活気にあふれた産業街にございまして、30を超えるピアノ工場が並び立っておりました。
ニューヨークへと渡った兄弟たちはその中からそれぞれ別のピアノ工場へと働きに出まして、響板や鍵盤などを作りながら生計を立て技術も培っていきます。

そのうち次男と4男は8か月ほどウィリアムナンズで懸命に働いておりましたが、こちらは8か月ほどで倒産してしまったようです。
(その後吸収合併してナンズ&クラーク社となります。)

3年後には皆一家でピアノを作れるほどに技術・知識を蓄えておりました。

そして満を持して1853年。
スタインウェイ一家は『スタインウェイ&サンズ』をニューヨーク州に設立いたしました。

故郷に残る長男と地は隔たれども、ニューヨークの家族とピアノという一つの楽器で強く結束した瞬間でございます。

スタインウェイの成長

ニューヨークに『スタインウェイ&サンズ』を設立してからのビジネスは好調だったようで、初期はスタインウェイ家でピアノが作られていたようですが、すぐにニューヨーク・ローア―マンハッタンに最初のスタインウェイ&サンズ工場を設立し、1年もしないうちにニューヨークのピアノ街の中心、ウォーカー街にショールームとともに移転いたしました。

ピアノづくりに励んだ父と息子たちのみならず、娘も販売やレッスンあたり、家族全員がスタインウェイの経営に尽力いたします。

一家の懸命な努力が功を奏しさらに5年後、アップタウンの新しいビルへと移転するほど急激に成長を遂げていったようでした。

急激な成長を迎え、技術の優秀性からアメリカでも絶大な信頼を得ていたスタインウェイは、当時国内でも多くの賞を受賞しておりました。

そして現在のスタインウェイの地位を築く成功を収めたのはここからもう少し先のことでございます。

王者への軌道

さてアメリカ国内でも確かな技術が認められ、いくつもの賞を受賞していたスタインウェイですが、王者としても地位を確立させた成功はヨーロッパでの数々の受賞によるものでございます。

パリ万国博覧会では一等を、そして立て続けに音楽の都ウィーンで。
国内でも続けて数々の賞を受賞していきます。

そしてスタインウェイを創業したスタインウェイ一家の父、ヘンリー・スタインウェイが没した1871年。
以降手綱を握ったのは4男、ウィリアムでございます。

一家でニューヨークへ渡った際、まだ4歳と幼かったウィリアムはアメリカでの生活が長かったことで英語ドイツが非常に流暢であり、さらにピアノへの技術はもちろん、ビジネスセンスにも大変優れていたようでございました。

ウィリアムはまずピアノを売るためにはそれ以前の音楽が世間に認められなければと考えていたようです。
ピアノを楽しむターゲット層自体を厚くしようとしたのでございます。

ウィリアムは当時絶大な人気を誇っていたピアニストをアメリカへ迎え、スタインウェイホールを皮切りに全米コンサートを開き、これを実現いたします。

また著名な音楽家からの推薦状をもとめるなど、スタインウェイの名を世界に示していったのです。

そして現代へ

そして現代のように工場をニューヨークとハンブルクに。
ショールームはロンドン、ニューヨーク、ハンブルクと、特約店は世界各国へ設置しスタインウェイの熱狂的なファンを確実に増やしていったのでございます。

今ではピアノの王者と呼ばれ、世界各国へ名を馳せた『STEINWAY&SONS(スタインウェイ&サンズ)』
その豊満な響きと惚れ惚れするような美しい音色に、スタインウェイ創設の時代を駆け抜けた一家の想いとともに浸ってみてはいかがでしょうか。



いまやどの学校にもあり、みんなの生活に溶け込んでいる『ピアノ』
いつ頃どこで作られた楽器かご存じでしょうか?

本日はそんなピアノの生まれた歴史について追っていきます!

ピアノみたい!?ピアノのもととなった楽器

ピアノが誕生する以前、ピアノの先行楽器として同じ鍵盤楽器『クラヴィコード』『ハープシコード(チェンバロ)』という2つの楽器がありました。

クラヴィコード

ハープシコード

クラヴィコードは金属棒を突き上げて弦をたたいて音を鳴らします。音量が小さく、楽器特有のタッチで演奏しないと発音が十分でないことがデメリットとして挙げられます。
逆にハープシコード(チェンバロ)はギターのように弦をはじく仕組みで音を鳴らすため、音量はあるけれども鍵盤のタッチによる音の強弱はつけられないことがデメリットでした。

ピアノの誕生!発明の瞬間

この2つの弦楽器のよさをどうにかしてあわせられないか??

そうして1709年、イタリアの発明家、『バルトロメオ・クリストフォリ』が、現在のピアノのように、鍵盤を打つと連動してハンマーが飛び上がり、弦を打って音を出すという仕組みを発明しました。

これが『クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ』と名付けられました。
現代では略されて『ピアノ』と呼ばれていますね♪
これはピアノ(弱い繊細な発音)フォルテ(力強いしっかりとした発音)どちらもできるという意味が込められています。

ピアノの進化

ピアノは作曲家の要望に応え、どんどんと成長を遂げていきます。
当初は現代とはすこし形状が異なる『スクエアピアノ』というものでした。
ピアノには素早い打鍵や、トリル、そして豊か音量が求められ、ついにグランドピアノが誕生しました。

ベートーヴェンが生きる時代になると足元のペダルが誕生しはじめ、ベートーヴェン亡き後活躍したショパンが生きる時代になると、鍵盤も54鍵しかなかった発明当初から82鍵まで増え、作曲の表現もさらに広がっていきます。

そしてグランドピアノ誕生から数十年の時を経て、アップライトピアノが誕生します。

アップライトピアノ誕生により、ピアノが家庭に広く普及されるようになりました。

現代の形に近づくまで

現代と同じグランドピアノ・アップライトピアノが誕生しましたが、ピアノが普及するにつれ、どんどん改良が加えられていきます。
ハンマーが鹿の皮をかぶせてたたいていたものから、現在の形のような羊毛フェルトを厚く固めたものへ改良されたり、低音を響かせるための太い弦や、それを支えられるだけの頑丈な鉄骨も使用されるようになります。

そして日本へ

1709年に誕生してから約100年後、YAMAHAの創設者、山葉寅楠(やまは とらくす)により日本で初めてピアノが製造されます。
今や世界トップシェアを誇っている日本ですが、日本でのピアノ歴史は一つ前の記事でご紹介していますので、是非こちらもご覧くださいね♪

ピアノが誕生してから300年以上の時を超えて、今もなお楽器の王者と名を馳せ世界中で奏でられるピアノ、
数々の作曲家を支え、虜にしたピアノで、あなたも音楽の世界に浸ってみてください。



いまや触ったことがない人はいないであろう国民的楽器「ピアノ」
発祥はイタリアですが、日本では『ヤマハ』『カワイ』が有名ですね♪

本日はそんな二人によるピアノの日本でのなりたちについて深堀していきます!

国内初のピアノ

現在の『YAMAHA』の創業者、山葉寅楠(やまは とらくす)が日本で初めにピアノを製造されたといわれている人です。
実は山葉寅楠は、はじめは音楽関係の職に就いていたわけではなく、医療機器の修理工として働いていたんです!
小さいころから細かい作業が器用だった山葉は静岡県浜松市の浜松尋常小学校(現在の元城小学校)のアメリカ製オルガンを修理し、その構造をみて1888年、日本初の日本製オルガンの製造に成功しました!

現ヤマハ創設!

1889年に合資会社山葉風琴製造所(やまはふうきんせいぞうじょ)を立ち上げ、1897年に日本楽器製造株式会社(現ヤマハ)に改組し、初代社長として名を上げます。

そしてこの日本楽器製造株式会社に、11歳で河合楽器製作所初代社長・河合小市が入社しました。

1899年山葉寅楠がアメリカに視察旅行へ出、翌年の1900年に国内で初のピアノの製造を成し遂げました。
そしてそのピアノの国内生産で大きな課題となっていたピアノの音が鳴るからくり部分、アクションの製造ですが、こちらは河合小市が独学で研究し完成させ、河合はアクションの国内生産に大きく貢献したといわれています。

その後米国大博覧会にピアノを出品し、日本で初めて海外で国産楽器が名誉大賞を受賞するなど、楽器産業は目覚ましい成長を遂げていきます。

ヤマハ創設以来の危機!?河合楽器の創設

しかし1926年、大規模なストライキが発生したことで財政悪化、新社長として就任した川上嘉市が財政の立て直しを図りますが、この時河合小市は日本楽器を退社し、翌年1927年、日本楽器の河合小市についてきた技術者たちと『河合楽器研究所』を創設します。

ストライキの際、社長以下重役が総退陣したため、河合小市が独立したのは山葉寅楠への対立ではなく、山葉寅楠を慕っていたからなのだろうかと考えられますね。

そして両メーカーが大きくなるにつれ、国内には東洋ピアノやメルヘン楽器、クロイツェルなどさまざまなピアノメーカーが誕生しはじめ、ピアノの最盛期を迎えます。
ヤマハ・カワイは新規顧客にもターゲットをつくるため、ピアノ教室事業にも力をいれ、ピアノという楽器がどんどん国民の間に浸透していきました。

ピアノの製造は膨大な作成費がかかるため、数々のピアノメーカーが廃業に追い込まれましたが、ヤマハ・カワイは圧倒的トップを貫き今も生き残っています。
品質のヤマハ・商業のカワイともいわれることがあり、ヤマハはその安定した品質で、カワイはその販売の戦略が群を抜いていたともいわれています。

そして現代へ

現在、ヤマハは世界トップシェアメーカーとして名を馳せ、カワイもそれに続く形で世界各国へピアノを送り出しています。
世界中から注目されるショパンコンクールでもヤマハ・カワイどちらも公式ピアノとして認定され、世界から信頼を得ていることがわかります。
二人の職人が一つの作業場で作り出したピアノが、今2つの会社へとわかれ世界各国を渡っていると考えるととても感慨深いものがありますね。

そしてヤマハはピアノに限らず管楽器や弦楽器など幅広い楽器や自動車産業も進めていき、カワイはピアノ専門メーカーとしてのこだわりを持って両社成長し続けています。

グランドギャラリーには様々な年代・ブランドのピアノが展示されていますので、是非ピアノの歴史も感じながらピアノ探しをしてみてくださいね♪

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「もう、夢はかなえる年!」と思い立ち、思い切って決断

夢に見た 「ビロードのような音色」のピアノは、「多彩な色を持つ、ピアニッシモが限りなく美しい、ビロードの上の真珠のような音色」のピアノでした。我が家の居間に意外とすっきり収まり、音が出せる週末が待ち遠しいです。

東京都大田区 ベーゼンドルファー 200

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