ピアノコンシェルジュ ご紹介! W.HOFFMANN(ホフマン)/model.158
世界三大ブランドに名を馳せる【ベヒシュタイン】
その子会社、ベヒシュタイン・ヨーロッパで製造されている【ホフマン】というブランドはご存じでしょうか?
本日はこの【ホフマン】からmodel.158をご紹介します。
まずはスペックから
高さ | 101cm |
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幅 | 151cm |
奥行 | 158cm | 製造国 | チェコ |
このホフマンというブランド、ベヒシュタイングループのベヒシュタイン・ヨーロッパによって製作されていますが、工場は音楽の都・チェコにあります。
ベヒシュタインが「高品質・低価格」というコンセプトをもとに作り出したブランドですが、”高品質”という言葉通り、質の良い材料をふんだんに使用し、一流のプロにまで選んでいただけるものでありながら、国産グランドピアノと同等のお値段で手に入れられる、大変コストパフォーマンスに優れた一台になります。
外観
品格が感じられる上品な艶無しマホガニーの外装に、なめらかな曲線をたどった猫脚や譜面台。
音楽の豊かな世界にいざなってくれるかのような理想の外観は、日々の喧騒を忘れて心を穏やかにしてくれます。
ドイツに誕生したベヒシュタインですが、なぜこのホフマンの製造拠点としてチェコを選んだのか。
チェコは地理的には非常に小さい国ですが、アントニン・ドヴォルザーク、レオシュ・ヤナーチェク、ボフスラフ・マルティヌーなど、有名な作曲家を数多く輩出してきました。
バッハやベートーヴェン、モーツァルトなどの著名な作曲家を生み出してきたドイツとも非常に近しい関係であるともいえます。
そんな音楽に富んだこのチェコの地で製造することで、ベヒシュタインの目指した音色を実現できると考えたのでしょう。
仕様
ベヒシュタインのピアノは『響板こそ音色を響かせる部分である』という考えのもと、そのほかの鉄骨部分に伝わる響きをなるべく抑え、純粋に響板から響く音にこだわっているため、とても澄み切った溶け行く美しい音色が特徴的です。
鉄骨部分に伝わる響きを抑える仕組みのひとつとして、ベヒシュタイン・マイスター・ピース同様の“総アグラフ方式”が採用されているものになります。
100%ベヒシュタイン設計、内部部品にもベヒシュタインの同じ部品を使用しているものもあり、豊かな伸びのある音色は奥行158㎝とは思わせないほど広がっていきます。
世界中から愛されるホフマン・model.158。
あなたもその音色に魅了されることでしょう。