ピアノの情報ブログの使命は、あらゆるピアノの情報を共有し、皆様の素晴らしいピアノライフを応援することです。

世界三大ピアノ弾き比べフェア


11月スタインウェイ祭り第4弾!!🎊

本日ご紹介するのは【 M170 】でございます!!

まずはスペックから

スペック

高さ 101cm
146.5cm
奥行 170cm
製造国 アメリカ・ニューヨーク

仕様

こちらは人気の高い【ニューヨーク工場】のスタインウェイ奥行170㎝モデルとなります。
ご家庭にも設置しやすいサイズで、多くの方から人気を誇っているピアノになります。

こちらはフレームがシルバーに塗装されているもので、巻線もあわせてシルバーのものが採用されています。

さらにペダルもシルバーのものになっているため、最近のインテリアにも合う、シックな雰囲気を醸し出しています。

音色はスタインウェイらしい豊満で伸びていくような響きと音色の粒立ちがとても美しく、現実を忘れさせてくれるかのような感触をご体感いただけます。

ハンマー、チューニングピン、弦といった消耗部品を新品に交換しているため、これからも長くあなたのピアノライフに付き添ってくれる一台です。

まずはその美しい音色に圧倒されてみてはいかがでしょうか。



11月スタインウェイ祭り第3弾!!🎊

本日ご紹介するのは【 M170 TEAGUE 】でございます!!

まずはスペックから

スペック

高さ 101cm
146.5cm
奥行 170cm
製造国 アメリカ・ニューヨーク

仕様

こちらは人気の高い【ニューヨーク工場】のスタインウェイ奥行170㎝モデルとなります。
5畳スペースでも設置できる、スタインウェイの人気モデルです♪

そしてこの【M170 TEAGUE】、スタインウェイ100周年の刻印がなされており、最先端デザインが採用されているピアノなんです!

足元のペダルも無機質的なデザインが採用されており、クールでスタイリッシュな印象を与えてくれます。
こういったデザインは金属パーツに黒のカラーがピッタリ合うため、ピアノの黒はとても相性がいいですね♪

また譜面台も通常のスタインウェイの譜面台と形状を異にし、直線的なデザインになっており、より洗練された雰囲気を感じます。

全体のまとまった落ち着いたデザインに、スタインウェイの荘厳な響きが場所全体に高級感を与えてくれる逸品となっています。

高級感あるホテルや飲食店にもオススメの一台です。

是非洗練されたその雰囲気の魅力を、直接味わってみてください。



11月スタインウェイ祭り第2弾!!🎊

本日ご紹介するのは【 M170 JET NOIR 】でございます!!

まずはスペックから

スペック

高さ 101cm
146.5cm
奥行 170cm
製造国 アメリカ・ニューヨーク

仕様

こちらは人気の高い【ニューヨーク工場】のスタインウェイ奥行170㎝モデルとなります。
5畳のお部屋にも設置可能なため、部屋の広さを選びません。

そしてこちらご覧ください!!
フレームはなんとブラックが採用されています!!

巻線もなんとピアノに合わせてシルバーになっており、ペダルもブラック塗装。全体を通して「ブラック・シルバー」でまとめ上げられて統一感のあるシックな印象を与えてくれます。

音色はさすがピアノの王者。
広がっていく豊かな音色と粒立ちの良さは健在。響きもとても優れているため、ホールやサロンの設置もおススメできる一台です。

【M170 JET NOIR】の洗練された雰囲気とともに、音色の心地よさにも触れてみてはいかがでしょうか?



11月スタインウェイ祭り第1弾!!🎊

本日ご紹介するのは【 O180 Maccassar 】でございます!!

まずはスペックから

スペック

高さ 101cm
146.5cm
奥行 180cm
重量 280Kg
製造国 アメリカ・ニューヨーク

仕様

こちらは人気の高い【ニューヨーク工場】のスタインウェイ奥行180㎝モデルとなります。
ご家庭にも設置できるサイズといった意味でも非常に人気の高いシリーズですね♪

そしてこの【Maccassar】とはなんでしょうか?
実はこの【Maccassar】とは、外装に使用されている木材のことを指しているんです!

「マカッサル・エボニー」という木材のことですが、日本では「縞黒檀」とも呼ばれています。
音色も硬質なことが特徴であり、成長するのに200年以上の年月がかかることからも非常に希少で高価な木材となっております。

こちらのピアノはスタインウェイの幻のアートケース(特注)モデル「マーカス」を現代にリメイクしたモデルになるため、この「マカッサル・エボニー」が外装に惜しみなく使用され、スタインウェイの粒立ちの良い美しい音色と柔らかさと高級感を同時に与えてくれるこの美しい外装が奏者と聴衆の心をぐっとつかんで離しません。

ピアノの王者ともいわれるSTEINWAY&SONS【 O180 Maccassar 】でご自宅のリラックススペースを1ランクあげてみてはいかがでしょうか?



多くの方が一度は目にするスタインウェイ。その中でも、特に注目を集めているモデルがM-170

今回は【チッペンデール(猫脚)】【透かし譜面台】【木目艶有】【自動演奏付き】
ニューヨーク・スタインウェイの M-170 をご紹介させていただきます。

スペック

高さ 101cm
146.5cm
奥行 170cm
製造国 アメリカ・ニューヨーク

なんて美しいデザインなんでしょう!!!どんなインテリアにも調和し、家庭に音楽的な空間を作り出しますね。

また、こちらのピアノには後付けで ピアノディスクジャパン社の自動演奏装置を取り付けております。

インフィニティステージ(INFINITY STAGE)

グランドギャラリーでは後付けで自動演奏機能をお付けできます。

スクリーンの映像を見ながら、ピアノの音は生ピアノから。バックのボーカルやオーケストラはスピーカーから!
ピアノ自動演奏と映像が同時に楽しめます。グランドギャラリーに1台、ピアノディスクジャパン社の自動演奏装置が付いているピアノがございますので実際に自動演奏をを使用してる様子をご覧ください。

生のピアノの音・映像での感動を皆様にもご体感いただければと思っております。
是非、ご来店をお待ちしております。



より本格的なピアノをお求めの方にオススメな輸入ピアノについてピックアップしました!

ピアノの発祥

ピアノの発祥はどちらかご存じでしょうか?
そう!1709年にバルトロメオ・クリストフォリがイギリスで発明したのが最初といわれていますね♪

その後もピアノは宮廷のものだけでなく市民にまでヨーロッパで広がり、今ではピアノの王者といわれる『スタインウェイ』はアメリカで1853年に創業しました。
『世界三大ブランド』といわれる世界でもっとも有名なピアノメーカーたちはこぞってヨーロッパに集中していますね♪

実はピアノが発明されてから日本にピアノが誕生したのは100年後、1897年にYAMAHAの創業者、山葉寅楠が初めてピアノを完成させます。
日本はピアノの文化こそ遅れましたが、その技術力を生かし、世界シェアにおいてはYAMAHAが1位を獲得しています♪

ピアノの本場・ヨーロッパで作られているピアノは日本のピアノとはまた違った魅力があるので、是非一度お試しください🎹

ではお次に主流な輸入ピアノメーカーについて簡単にご紹介します!

スタインウェイ (STEINWAY&SONS)

1853年にアメリカで創業し、今では『ピアノの王者』といわれるほど世界で愛されているブランド。
粒立ちがよく、明るく伸び行くような響きが魅力的なピアノです。
セカンドブランドとして河合楽器で製造している『ボストン』、有名家具デザイナーを外装デザインとして起用し、韓国・中国で生産行っている『エセックス』があります。

ベヒシュタイン(C.BECHSTEIN)

1853年にドイツで創業した、世界三大ブランドの一つのピアノメーカーです。
透き通ったような洗練された美しい音色が特徴で、響板こそが音の響く部分だといったピアノづくりにおけるこだわりが、設計にも垣間見えます。
演奏者に合わせて選べるように『アカデミーシリーズ』『コンサートシリーズ』とシリーズを分けており、さらにチェコで生産を行うことによって価格を抑えたセカンドブランド・『ホフマン』の中でも、『プロフェッショナル』『トラディショナル』『ビジョン』とシリーズ分けを行うことで、幅広い層をターゲットにしています。

ベーゼンドルファー(BOSENDORFER)

1828年にオーストリア・ウィーンで創業し、こちらも世界三大ブランドの一つのピアノメーカーです。
第二次世界大戦後にアメリカに経営がうつったりなどしましたが、2007年にヤマハの子会社となりました。
重厚感・深みを感じる音色が特徴的で、強い音に対する要求が高まった、ピアノが大ホール向きに作られていった時代も『至福のピアニッシモ』にこだわりを見せたメーカーでもあります。

プレイエル(PLEYEL)

1815年にフランスで創業し、『ショパンの愛したピアノ』としても有名なピアノメーカーです。
ショパンがパリで最初に演奏会を行った『サル・プレイエル』の経営も行っており、またショパンもプレイエルに向けた曲を作曲し、作曲をするならプレイエルが必要だという言葉も残しています。
響きよりも音色にこだわっているブランドで、波紋のように広がる可憐で美しい音色が特徴的です。
現在は生産は行っておらず、修理のみを行っています。

シンメル(SCHIMMEL)

1885年にドイツで創業したドイツ屈指のピアノメーカーです。
アップライトピアノの小型化に貢献したメーカーでもあり、120年以上の歴史・技術を持ちながらも比較的お手頃価格で品質のいいピアノを作りだしています。
明るくはっきりと響いてくるような音色が特徴的で、近代的なデザインのピアノも多く、見た目にこだわっている方にもお勧めできるブランドです。

ザウター(SAUTER)

1819年にドイツで創業し、現存するピアノメーカーの中で最も古いピアノメーカーとしても有名です。
また創業者のヨハン・グリムがウィーンでベートーヴェンにピアノを提供していたシュトライヒャーの工房で修行してから創業しており、ベートーヴェンとも馴染みのあることでも有名です。
音色は重厚感があるずっしりとした音色で、特に低音の深みが特徴的です。

グロトリアン・シュタインヴェーク(GROTRIAN STEINWEG)

1835年にドイツで創業し、創業当時からその品質の高さで、多くのヨーロッパ王朝から宮廷御用達と定められました。
音の伸びが非常によいことが特徴で、低音の深みと明るく透き通って伸びるような高音のバランスに定評があります。
特にアップライトピアノは国内の調律師からも評価がとても高いですが、国内流通が少なく、入荷も非常に珍しいピアノでもあります。

シュタイングレーバー(Steingraeber & Söhne)

1852年にドイツ・バイロイトにて創業し、色々なメーカーを渡り歩いたフランツ・リストが最後に選んだピアノメーカーとしても有名です。
昔からの製法・手作りにこだわったピアノメーカーで、国際的な賞も多数受賞しています。
暖かく温もりがあり、ドイツらしい太さのある音色が特徴的で、実際のサイズよりも感じるパワーが特徴的です。

気になったピアノメーカーはありましたか??
まだまだ世界にはたくさんのピアノメーカーがあります!
是非あなたもお気に入りを見つけてみてくださいね♪

STEINWAY&SONS B211 は整備が完了し東京ショールームへ新しく展示しました。

「世界最高峰のピアノをつくる」という理念のもと、1853年の創業以来ピアノメーカーの頂点に君臨し続ける、スタインウェイ&サンズ。

「B-211」は低音域から高音域まで完璧なバランスを持ち、スタインウェイのグランドピアノのなかでは”完璧なピアノ”と称されるモデルです。

「イニミタブルトーン(比類なき響き)」といわれるスタインウェイピアノの無限の表現力と、ピアノを愛するお客様の良きパートナーとして、世代を超えて受け継ぐことのできる世界最高レベルのピアノであり、個人宅はもちろん、サロンや小規模ホールにも最適な1台です。

STEINWAY&SONS(スタインウェイ&サンズ) B211(1978年製)ハンブルク製



グランドギャラリー東京へようこそ!

ピアノ専門店・グランドギャラリーは愛知県岡崎市の本社と、東京都茅場町の東京ショールームと2店舗ございます♪
本日は東京ショールームについてご紹介いたします!

東京ショールームにはどんなピアノがあるの?

関東圏にお住まいの方はアクセスしやすい東京ショールーム、一体どんなピアノが展示されているのでしょうか?

実はこのショールームは【 世界三大ブランド専門店 】なんです!

スタインウェイ・ベヒシュタイン・ベーゼンドルファーを専門としてこのショールームに展示しているため、世界三大ブランドに特化したピアノコンシェルジュが、あなたにピッタリなピアノをご案内いたします🎹

ヤマハ・カワイといった国産ブランド、プレイエルやペトロフといったその他輸入系ブランドはこちらには展示していないので、ご希望の方は” 愛知県岡崎市 ”本社のショールームへお越しくださいね♪
(関東圏の方でご来店が難しい方もまずはオンラインでピアノをご覧いただけます♪)

アップライトピアノ10台前後、グランドピアノ20台前後がショールームにズラーっと並んでいる様はまさに”圧巻”の一言ですね…!

黒塗装のピアノはもちろん、木目調のピアノやビンテージピアノなど、幅広く展示されているので、見た目も音色も!違いを楽しんでいただけますよ!

ご試弾について

『試弾できるのかな?』『いきなりいっても大丈夫なのかな?』
と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん!! 【 大歓迎 】です!!
当日来店ももちろん大歓迎ですが、ご予約いただいた方がゆっくりお楽しみいただけますので、ご予約オススメです♪
ご予約はホームページの『ご相談・ご来店』ページからも、電話・LINEでのご予約相談も承っておりますので、まずは一度ピアノを見てみませんか?
グランドギャラリー東京の予約ページは一番下のボタンからご覧いただけます♪

アクセス

そんな【グランドギャラリー東京】へのアクセスはこちらから🚗🏃

グランドギャラリー東京 電話番号:03-6206-2212



世界三大ブランドのひとつであり、ピアノの王者とも評される世界最高峰ピアノブランド、STEINWAY&SONS(スタインウェイ&サンズ)
そんなスタインウェイの創立から現代への軌跡をたどっていきましょう。

スタインウェイの創立

物語はドイツで家具職人として働いていたハインリヒ・エンゲルハルト・シュタインヴェークが、初めてのピアノ制作を行ったところから始まります。

当時一家が暮らしていた地の政情は不安定であり、アメリカを旅していた次男の勧めで1850年、8人の息子と奥様とで共にドイツからアメリカ合衆国へ移住し、『シュタインヴェーク』の名でピアノ会社を設立しました。

この『ハインリヒ・エンゲルハルト・シュタインヴェーク』こそが、のちにアメリカ風表記で『ヘンリー・スタインウェイ』となります。

さて、このハインリヒ・エンゲルハルト・シュタインヴェーク、実は息子は9人おりました。
しかしアメリカへ共に移住したのは8人の息子。

その残りの1人の息子こそ、ハインリヒ・エンゲルハルト・シュタインヴェークの長男・C・F・テオドール・シュタインヴェークであります。
彼は生まれ故郷のドイツへ残り、ピアノとしての新しい設計の研究に励みました。
さらに当時ドイツでピアノを販売していたフリードリヒ・グロトリアンと組んで『シュタインヴェークブランド』としてのピアノの製造を続けます。
この長男・C・F・テオドール・シュタインヴェークこそ、いまや数々のピアノ設計で特許を取得しているスタインウェイの技術的基礎を確信させたのでございます。

さてアメリカへ居住を移した一家ですが、ここで姓をアメリカ風に『スタインウェイ』へと移します。
当時ニューヨーク州はそれは活気にあふれた産業街にございまして、30を超えるピアノ工場が並び立っておりました。
ニューヨークへと渡った兄弟たちはその中からそれぞれ別のピアノ工場へと働きに出まして、響板や鍵盤などを作りながら生計を立て技術も培っていきます。

そのうち次男と4男は8か月ほどウィリアムナンズで懸命に働いておりましたが、こちらは8か月ほどで倒産してしまったようです。
(その後吸収合併してナンズ&クラーク社となります。)

3年後には皆一家でピアノを作れるほどに技術・知識を蓄えておりました。

そして満を持して1853年。
スタインウェイ一家は『スタインウェイ&サンズ』をニューヨーク州に設立いたしました。

故郷に残る長男と地は隔たれども、ニューヨークの家族とピアノという一つの楽器で強く結束した瞬間でございます。

スタインウェイの成長

ニューヨークに『スタインウェイ&サンズ』を設立してからのビジネスは好調だったようで、初期はスタインウェイ家でピアノが作られていたようですが、すぐにニューヨーク・ローア―マンハッタンに最初のスタインウェイ&サンズ工場を設立し、1年もしないうちにニューヨークのピアノ街の中心、ウォーカー街にショールームとともに移転いたしました。

ピアノづくりに励んだ父と息子たちのみならず、娘も販売やレッスンあたり、家族全員がスタインウェイの経営に尽力いたします。

一家の懸命な努力が功を奏しさらに5年後、アップタウンの新しいビルへと移転するほど急激に成長を遂げていったようでした。

急激な成長を迎え、技術の優秀性からアメリカでも絶大な信頼を得ていたスタインウェイは、当時国内でも多くの賞を受賞しておりました。

そして現在のスタインウェイの地位を築く成功を収めたのはここからもう少し先のことでございます。

王者への軌道

さてアメリカ国内でも確かな技術が認められ、いくつもの賞を受賞していたスタインウェイですが、王者としても地位を確立させた成功はヨーロッパでの数々の受賞によるものでございます。

パリ万国博覧会では一等を、そして立て続けに音楽の都ウィーンで。
国内でも続けて数々の賞を受賞していきます。

そしてスタインウェイを創業したスタインウェイ一家の父、ヘンリー・スタインウェイが没した1871年。
以降手綱を握ったのは4男、ウィリアムでございます。

一家でニューヨークへ渡った際、まだ4歳と幼かったウィリアムはアメリカでの生活が長かったことで英語ドイツが非常に流暢であり、さらにピアノへの技術はもちろん、ビジネスセンスにも大変優れていたようでございました。

ウィリアムはまずピアノを売るためにはそれ以前の音楽が世間に認められなければと考えていたようです。
ピアノを楽しむターゲット層自体を厚くしようとしたのでございます。

ウィリアムは当時絶大な人気を誇っていたピアニストをアメリカへ迎え、スタインウェイホールを皮切りに全米コンサートを開き、これを実現いたします。

また著名な音楽家からの推薦状をもとめるなど、スタインウェイの名を世界に示していったのです。

そして現代へ

そして現代のように工場をニューヨークとハンブルクに。
ショールームはロンドン、ニューヨーク、ハンブルクと、特約店は世界各国へ設置しスタインウェイの熱狂的なファンを確実に増やしていったのでございます。

今ではピアノの王者と呼ばれ、世界各国へ名を馳せた『STEINWAY&SONS(スタインウェイ&サンズ)』
その豊満な響きと惚れ惚れするような美しい音色に、スタインウェイ創設の時代を駆け抜けた一家の想いとともに浸ってみてはいかがでしょうか。



いまやどの学校にもあり、みんなの生活に溶け込んでいる『ピアノ』
いつ頃どこで作られた楽器かご存じでしょうか?

本日はそんなピアノの生まれた歴史について追っていきます!

ピアノみたい!?ピアノのもととなった楽器

ピアノが誕生する以前、ピアノの先行楽器として同じ鍵盤楽器『クラヴィコード』『ハープシコード(チェンバロ)』という2つの楽器がありました。

クラヴィコード

ハープシコード

クラヴィコードは金属棒を突き上げて弦をたたいて音を鳴らします。音量が小さく、楽器特有のタッチで演奏しないと発音が十分でないことがデメリットとして挙げられます。
逆にハープシコード(チェンバロ)はギターのように弦をはじく仕組みで音を鳴らすため、音量はあるけれども鍵盤のタッチによる音の強弱はつけられないことがデメリットでした。

ピアノの誕生!発明の瞬間

この2つの弦楽器のよさをどうにかしてあわせられないか??

そうして1709年、イタリアの発明家、『バルトロメオ・クリストフォリ』が、現在のピアノのように、鍵盤を打つと連動してハンマーが飛び上がり、弦を打って音を出すという仕組みを発明しました。

これが『クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ』と名付けられました。
現代では略されて『ピアノ』と呼ばれていますね♪
これはピアノ(弱い繊細な発音)フォルテ(力強いしっかりとした発音)どちらもできるという意味が込められています。

ピアノの進化

ピアノは作曲家の要望に応え、どんどんと成長を遂げていきます。
当初は現代とはすこし形状が異なる『スクエアピアノ』というものでした。
ピアノには素早い打鍵や、トリル、そして豊か音量が求められ、ついにグランドピアノが誕生しました。

ベートーヴェンが生きる時代になると足元のペダルが誕生しはじめ、ベートーヴェン亡き後活躍したショパンが生きる時代になると、鍵盤も54鍵しかなかった発明当初から82鍵まで増え、作曲の表現もさらに広がっていきます。

そしてグランドピアノ誕生から数十年の時を経て、アップライトピアノが誕生します。

アップライトピアノ誕生により、ピアノが家庭に広く普及されるようになりました。

現代の形に近づくまで

現代と同じグランドピアノ・アップライトピアノが誕生しましたが、ピアノが普及するにつれ、どんどん改良が加えられていきます。
ハンマーが鹿の皮をかぶせてたたいていたものから、現在の形のような羊毛フェルトを厚く固めたものへ改良されたり、低音を響かせるための太い弦や、それを支えられるだけの頑丈な鉄骨も使用されるようになります。

そして日本へ

1709年に誕生してから約100年後、YAMAHAの創設者、山葉寅楠(やまは とらくす)により日本で初めてピアノが製造されます。
今や世界トップシェアを誇っている日本ですが、日本でのピアノ歴史は一つ前の記事でご紹介していますので、是非こちらもご覧くださいね♪

ピアノが誕生してから300年以上の時を超えて、今もなお楽器の王者と名を馳せ世界中で奏でられるピアノ、
数々の作曲家を支え、虜にしたピアノで、あなたも音楽の世界に浸ってみてください。

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お客様の声

「もう、夢はかなえる年!」と思い立ち、思い切って決断

夢に見た 「ビロードのような音色」のピアノは、「多彩な色を持つ、ピアニッシモが限りなく美しい、ビロードの上の真珠のような音色」のピアノでした。我が家の居間に意外とすっきり収まり、音が出せる週末が待ち遠しいです。

東京都大田区 ベーゼンドルファー 200

さらに詳しく

専任スペシャリストがサポートします。リモート相談、ライブでピアノの音色と映像を確認できます。

グランドギャラリーの専任スペシャリストがピアノに関するお悩み事の解決をサポート。カテゴリー別でピアノ選びもカンタン。ご自宅に居ながら、ビデオ通話や動画を通じて、ピアノの状態や音色をご確認頂けます。

その他、技術、物流、税務など各部門のスぺシャリストがサポートします。

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